アパートを契約したとき不動産屋さんから何気なく勧められた火災保険に契約していませんか?
「不動産屋さんが言うくらいだから、この保険に入らないとダメなのね」と自分勝手に納得したりしていない?
実は、不動産屋さんが勧めてくる火災保険はぼったくりです!
補償内容がムダに手厚い(要らない補償が沢山ついている)ので保険料が高いんですよ。
で、この火災保険なんですが、実は簡単に変更できます。
その「変更」するタイミングでベストなのが、2年に1度ある保険の更新時なんです!
我が家の場合、2年で22,000円の火災保険に(気にもせず)入っていたのですが、ネットで調べてムダを取っ払った最適な火災保険に変えたら、2年で12,000円で済むようになりました。
学生の皆さんも今までの半額くらいまで安くできると思います。
では、そのやり方を順を追って説明します。
目次
1.賃貸契約書を見て火災保険を自由に変えてもよいか確認する
確認するのは次の1点だけ。
賃貸契約書に「指定の火災保険に加入すること」と書かれているか
もし「指定の~」と書かれていたら、残念ですがあなたの火災保険は安くできません。
ブラウザバックするかこのページを閉じてください。
もし「指定の~」と書かれていなかったら、あなたが自由に火災保険を変えても問題ありません。次のステップへ進みましょう。
2.不動産屋さんに「火災保険を更新しません」と連絡する
「火災保険の件ですが、いま加入しているものから別のものに乗り換えますので、更新はしません」と担当の不動産屋さんに連絡しましょう。
もし、「変更不可です」と言われたら、その理由を尋ねましょう。
賃貸契約書に書かれている理由以外のことを言ってきたら、それは独占禁止法に違反している可能性があります!
また、火災保険を変えたら退去を迫られたりしないかな?と心配する人もいるかと思いますが、それはあり得ません。
そんな大家さんがいたらブラック大家です。ヤバイ大家です。
3.新しい火災保険を契約する
火災保険の補償内容を見るとき重要なポイントは以下の4点です:
- 家財
- 借家人賠償責任(入居者賠償責任とも言う)
- 修理費用
- 個人賠償責任
あなたの家財一式の価値です。
ここ、ムダに高い額に設定されていませんか?
一人暮らしなら100万円もあれば十分な気がします。
あなたの部屋の中にあるもの、全部足して200万や300万になりますか?
大家さんに対する補償ですので、ここは1,000~2,000万円は必要ですね。
原状回復のために必要な費用ですから。
ここはしっかりとお金をかけましょう。
あなたが住んでいるアパートに損害が生じ、賃貸借契約に基づいて修復したときに自己負担した費用を補償するものです。
たとえば、空き巣に入られて玄関の鍵を破壊された場合とか、飛び石で窓ガラスが割れた場合とかですね。
100万円もあれば十分でしょう。
下階や隣の住民に迷惑を掛けた場合の補償です。
その他にも、あなたが自転車で事故を起こした場合の相手方への補償や、お店で高額商品を落として壊した場合の補償もできますので、非常に重要な項目です。
実家のご両親のうちのどちらかが自動車保険に「個人賠償責任」を特約で付けていたりする場合がありますので、その場合は二重支払いとなってムダですから、火災保険に「個人賠償責任」を付けないか、もしくは、個人賠償責任の補償額を低額に抑えましょう。
各補償内容については、こちらのYoutube動画の説明がわかりやすいですね。
4.賃貸用の火災保険の例
たとえば、お部屋を借りるときの保険はネットで契約できる火災保険で人気かつ有名ですね。
年間保険料が4,000円~ありますので、我が家もそうですし、マンション住みの友人も利用しています。
ざっと見積もりをしてみると、こんな感じ⇩
家財の保険金額を200万円にしても、年間保険料は5,000円でした。
チューリッヒのミニケアもネットで契約できる安価な火災保険です。
こちらは、家財の保険金額を200万円にしても、年間保険料は4,190円でした。
個人賠償責任の補償額が1,000万円と低いので、他の保険で個人賠償責任をカバーできている場合に限り、こちらの火災保険の方が良いかもしれません。
まぁ、いずれの火災保険でも、いま加入している火災保険と較べて、だいぶ安いのではないですかね。
おわりに
火災保険のムダを省くだけで年間4,5千円は節約できますから、その浮いたお金で牛角の焼肉1, 2回は楽しめますね。
火災保険を変えるのは、2年に1回の保険更新の時期が一番のチャンスです。
いま住んでいるアパートに4月から入居した人には、「火災保険 更新手続きのご案内」という書類が1月か2月に送られてくるはずですので、確認してください!