合金が凝固するとき,または凝固途上で起こる次の反応を何と呼ぶか?
ただし,Lは液相,α, β, γは固溶体を表す.
(i) L → α + β
(ii) γ → α + β
(i) 共晶反応
(ii) 共析反応
下図に示すCu-Ni系合金の平衡状態図において,40wt%Ni合金 5kg を温度t1からt2まで冷却した.現在,この合金は温度t2で平衡状態にあるものとする.このとき,以下の問いに答えなさい.
(i) α相とL相それぞれの濃度はいくらか?
α相:46 wt%Ni, L相:32 wt%Ni
(ii) α相とL相の重量比はいくらか.
α相:0.57, L相:0.43
(iii) α相とL相それぞれの重量はいくらか.
α相:2.85 kg, L相 :2.15 kg
平衡状態図において,Lは(1)を表し,ギリシア文字は(2)を意味する.上の問いの図のような平衡状態図を(3)平衡状態図と呼び,一方,下の問いの図のような平衡状態図を(4)平衡状態図と呼ぶ.上の問いの図において,Lの領域とL+αの領域を分けている線のことを(5)と呼ぶ.
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語群:気体,幸運,伝説,変数,変態,痛車,固溶体,液体,全率固溶型,ワンチャン,共晶型,包晶型,偏晶型,リアルガチ型,放物線,固相線,液相線,溶解度線,マルテンパ,岡崎体育,相律
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(1) 液体
(2) 固溶体
(3) 全率固溶型
(4) 共晶型
(5) 液相線
下図はPb-Sn二元合金の平衡状態図である.いま,17 kgのPbと3 kgのSnとで合金を作るため,それらを混ぜて温度t1まで加熱し,完全に溶融させた後,温度t2(共晶温度よりも僅かに高い温度)まで冷却した.現在,この物質はこの温度で平衡状態にあるものとする.以下の問いに答えなさい.
(1) α相,β相,L相それぞれの濃度はいくらか?
α相:100 wt%Pb,β相:存在せず,L相: 62 wt%Sn
(2) α相,β相,L相それぞれの重量比はいくらか?
α相:0.76,β相:0,L相:0.24
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次に,この合金をさらに温度t3まで冷却して平衡状態に達したとする.
このとき,以下の問いに答えよ.
(3) 存在する相を語群から選べ.
語群:L相,初晶α,初晶β,共晶(α+β)
初晶αと共晶(α+β)