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これから需要がドンドン伸びる食材
「ゲテモノ」「気持ち悪い」といったネガティブな印象を持たれやすい昆虫食ですが、 実は、地球環境の悪化により食糧の供給が追いつかなくなる(と想定されている)次世代の食材として注目されています。
世界では、アジアやアフリカを中心とする約100ヵ国に昆虫食の文化があって、 カブトムシやシロアリなどの約2,000種類の昆虫が食べられています。これ、マジです。
僕がタイに住んでいた時も、赤アリの卵の料理を見かけました。
ヨーロッパの地方では、大手スーパーで食材として昆虫スナックなどの商品が並べられるほど、人気があります。
日本の一部の地域でも、イナゴや蜂の子が肉や魚に匹敵する貴重な食材として古くから親しまれてますよね。僕の生まれ故郷である岩手県南部でもイナゴの佃煮は食べてました。
昆虫食の魅力って?
1.その種類や形態(幼虫・蛹・成虫)によって味に変化が生まれる食材だという点です。
- エビのような旨味を持つもの
- フルーティな甘みを持つもの
- 竹のような爽やかな香りがするもの
などなど、豊かな風味を感じることができるそうです(本当か?)。
2.牛肉の約2倍以上のタンパク質に加えて、魚介類に多く含まれるオメガ3系脂肪酸を含むことから、高栄養価の食材として利用できるという点です。
僕も、「筋トレしている人が良質のタンパク源として昆虫を食べている」話を聞いたことがあります。
いろんな昆虫が売られてるw
昆虫食の愛好家が栄養価や安全性にこだわって、世界各地の(食べられる)虫を集めて販売しているネットショップがあります。コンセプトは「昆虫食が未来を救う」だそうです。
コオロギやサソリ、カブトムシ、タランチュラなどの昆虫を塩で味付けして丸ごとスナックにしたドライタイプの28種類と、パウダータイプの5種類を販売しています。
以下の商品が新商品のようです。
- BLACK ANTS【No.26】(アリ)
- BLACK ANTS EGGS【No.27】(アリの卵)
- WEAVER ANTS【No.28】(ツムギアリ)
- FLYING TERMITES【No.29】(シロアリ)
- JUNE BEETLES【No.30】(コガネムシ)
- MIXED HARDBUGS【No.31】(タガメ、サソリ、コガネムシ)
- CICADAS【No.32】(セミ)
- EARTHWORM JERKY【No.33】(ミミズ)
食べた人が言っている主な特徴を以下にまとめます。
1.アリ、アリの卵、ツムギアリ
蟻酸によるほのかな酸味が感じられる昆虫スナック。
そのまま食べてもいいし、アツアツご飯にふりかけるとほのかな酸味とサクサク感がクセになる「蟻ご飯」を楽しめる。笑笑笑
2.シロアリ
アリという名前がついていながら、実はゴキブリに分類されるシロアリ。
朽ちた木を食べるのでウッディーな香りと強いコクがあり、他ではなかなか味わえない珍味として楽しめる。
3.タガメ、サソリ、コガネムシ
外皮が硬く、食べ応え抜群の昆虫食。
一口で食べるのが難しいほどサイズが大きく、飲み込むまでには長い咀嚼を要する。←罰ゲームに最適
4.セミ
夏の風物詩として親しみ深い蝉、実は加熱すれば食べることができる昆虫の1つ。
味を数値化できる味覚センサーの検査結果で、アーモンドに近い数値が出ているそう。笑
5.ミミズ
にんにく、唐辛子、酢、塩等で味付けして、しっかり噛み応えのあるジャーキー風に仕上がっている。
濃いめの味付けがお酒にもよく合う。
こんな人にオススメ
- これまでにない価値観や体験を求める若者
- 人口増加に伴う食糧危機に関心のある20代
- 地球温暖化などの環境問題に関心のあるZ世代
- SDGs(持続可能な開発目標)に関心を持っている大学生
ほかにも、栄養豊富な昆虫パウダーや、昆虫の姿を感じずに食べられるカップ麺など様々な昆虫食が売られています。
虫は得意ですか?「はい」「いいえ」
けっして、何食わぬ顔で誰かに「これ、食べてみっ」と食べさせてから「実は…」と打ち明けるドッキリを仕掛けないようにしてください。
その人が食物アレルギー持ちで、大変なことになる可能性も否定できませんのでね。
罰ゲーム以外に考えられる需要
・ネタ系プレゼントとして
・YouTube, twitter等、SNSのバズ商材として
・居酒屋・バーでの盛り上がる系のつまみとして
・宅飲み用の盛り上がるお手持ち品として